ツヤ髪にはインナーケア

男性も女性もやっぱりツヤツヤな髪に憧れますよね!
以前ブログにも書きましたが再び掲載していきたいと思います。
よくお客様との会話で「ワカメとか海藻が髪にいいんですよね?」などの質問をされる事も多く、髪にいい栄養素を内側から取り入れたいという方も多いなと感じています。
実は髪の毛のおよそ8割がケラチンと呼ばれるタンパク質でできていて、タンパク質は体内で生成できない必須アミノ酸などがあり食事やサプリメントなどを通して摂取しなければならない栄養素なんです。
ケラチンが不足すると髪のハリ、コシ、艶も不足するのでインナーケアは大事。
というわけで、いつも外側からのヘアケアの内容でしたが今回は内側からのインナーケアのお話をしていきたいと思います。
新型コロナが流行している今、お家でご飯を作って食べるという方が多くなっているかと思います。
お家ご飯が多い今だから意識して取り入れていきたいですね。(※こちらは髪の毛にいい栄養素についての記事でありサプリメント等の健康補助食品をご紹介する記事ではありません。)
もくじ
1.髪に栄養が必要な理由
2.髪に必要な栄養素と食材
3.髪にいい組み合わせメニュー
4.まとめ
1.髪に栄養が必要な理由
髪は頭皮から生えてくる為、頭皮の健康状態が大きく影響します。
髪まで栄養が行き渡らないとパサつきの原因となってしまいます。
よく言われる生活習慣の乱れである偏った食事、過度なアルコール摂取、喫煙は血流を滞らせ、頭皮が栄養不足になってしまう原因にもなります。
そこで健康な髪には生活習慣を整えて、栄養を摂る事が必要になります。
2.髪に必要な栄養素
髪の3大栄養素は
「タンパク質・ビタミン・亜鉛」
その他にも
カルシウム、銅、L-システインなど、バランス良く取り入れたい栄養素です。
①タンパク質
髪の毛の約8割はケラチンというタンパク質で作られており髪にとって重要な栄養素です。そして髪をつくるのに必要不可欠なアミノ酸はタンパク質の一種です。
タンパク質には動物性と植物性があり、両方をバランス良く摂取すると髪に良いと言われています。
動物性タンパク質なら、牛や豚の赤身肉や鶏肉、魚など、植物性タンパク質なら、大豆製品に多く含まれています。
「赤身肉」や「大豆」、「乳製品」に含まれる“リジン”は髪の毛の材料となり、大豆や魚介類に含まれる“アルギニン”は髪の毛を作る成長ホルモンの分泌を促します。
タンパク質が多く含まれる食品
とりささみ、 鶏むね肉、 豚ヒレ肉、 牛ヒレ肉 、アジ(焼) まいわし(焼) かつお、まぐろ(赤身) 、乳製品、卵、大豆製品、小麦
②ビタミン類
ビタミンは、タンパク質の働きをサポートします。色々な種類のあるビタミン類ですが、頭皮の生まれ変わりだけでなく、タンパク質の合成や分解の働きをサポートしてくれます。種類もたくさんあるので特に有名な種類だけまとめました。
◎ビタミンA
新陳代謝を促進し、頭皮の乾燥やフケ、かゆみを防いで頭皮環境を整える作用があります。
ビタミンAが多く含まれる食品
ウナギ、、豚レバー、鶏レバー、のり、パセリ、モロヘイヤ、ニンジン、わかめ
◎ビタミンB群
B群は育毛、発毛を促していくために、優秀な働きをする栄養素です。
ビタミンB群が多く含まれる食品
豚肉(ヒレ、ロース、もも)、玄米、全粒粉、さつまいも、枝豆、アーモンド、バナナ、サーモン、卵、ザクロ、ニンニク、大豆、
◎ビタミンE
健康な髪の毛を育てる、抗酸化作用、抗炎症作用、血行促進などの働きが詰まっている栄養素です。ビタミンCと一緒に摂取することで相乗効果が期待できます。
ビタミンEが多く含まれる食品
アーモンド、豆乳、銀だら、モロヘイヤ、米油、落花生、ごま
③亜鉛
ミネラルの一種である亜鉛はたんぱく質を髪に合成するときに必要で、髪の毛に栄養を運ぶ重要な役目。特に「カキ」や「豚レバー」に豊富です。
亜鉛は、毛髪の主成分であるケラチンを合成する機能があり、三大栄養素の中でも不足しがちな栄養素と言われています。亜鉛が不足してしまうと毛髪が生成しにくくなるため、薄毛が気になる方は、意識して摂取するよう心掛けましょう。
亜鉛が多く含まれる食品
牡蠣、レバー、魚介類、肉、チーズ、アーモンド、わかめ、海苔などの海藻類
3.髪にいい組み合わせメニュー
上記の内容の栄養素が効率よく摂れ、なおかつ簡単に作れるメニューを紹介します。レシピはネットで検索してみてくださいね(^。^)
例1 納豆キムチ
発酵食品の納豆とキムチはよく健康に良いと言われてますが納豆とキムチは毛髪にとても良い組み合わせです。
納豆には髪の毛の成長に欠かせないタンパク質、ミネラル、ビタミンを豊富に含んでいます。
また、キムチに含まれるカプサイシンや納豆に含まれる大豆イソフラボンが頭皮や胃腸の知覚神経を刺激することにより、髪の毛を成長させる働きのある「IGF-1」という物質が増加して、薄毛を防ぐ効果があるとされています。
そして、納豆のオリゴ糖とキムチの乳酸菌はお互いの発酵パワーを引き立てるので、食べ合わせとしても完璧なんだそうです。
身近な食材で気軽に取り入れやすそうですよね。
例2 牡蠣の野菜炒め
牡蠣はタンパク質、ミネラル(亜鉛)、ビタミンを含んだ食品であり、レバー同様に“最強の食べ物”のひとつです。(同じくらいレバニラ炒めも髪にいい組み合わせです)
野菜はビタミンが豊富に含まれ、とくにピーマンや人参など緑黄色野菜は栄養価が高いです。また、ほうれん草は亜鉛の吸収をサポートしてくれる鉄分を多く含んでいるのでおすすめです。
鉄分とビタミンを組み合わせて吸収率を高め相乗効果を狙えそうですね^ ^
例3 豆乳鍋
こちらは冬の今の時期こそおすすめのメニュー。
豆乳鍋はイソフラボン、タンパク質など栄養価は高いのにカロリーは低めという女性からの人気が高いのも納得ですね。
自分好みの食材を入れられるのも鍋料理の強みです。
お好みでキムチを入れて「豆乳キムチ鍋」、ゴマを入れて「豆乳ゴマ鍋」にするのもいいですし、さらに牡蠣やあさりの鉄分を入れて人参などと緑黄色野菜と一緒にいただくのも良さそうですね^ ^
イソフラボンは女性だけでなく、男性の薄毛予防に効果があるのでおすすめです。
4.まとめ
髪にいい栄養素、調べたら書ききれないくらいたくさんあります。
こちらに書いた栄養素は一部になりますが、インナーケアの大事さについては上にも書きましたが、タンパク質は体内で生成できない必須アミノ酸もあるので食事などで補う事になります。
ぜひお家ご飯が多くなる今だからこそ、髪にいい栄養素もバランス良く取り入れてみてはいかがでしょうか(^。^)
また髪や頭皮のご相談などお気軽にスタッフまでお声がけくださいね(^^)