4月 ファッションカラーについて 各スタッフより

「トーンアップの効果 宮崎」
トーンアップとは今の髪色より明るくするカラー方法です。
効果としては地毛の色素を抜きカラー剤の色素が入っていく事で髪の色をお好みの色味に変えることができます。
カラーをしたことがないバージン毛の場合、重さ・クセなどが緩和され扱いやすくなることも多いと思います。
ちなみに毎回全体をトーンアップさせるとバサついてまとまりが悪くなり色味もすぐになくなってしまいますので一度トーンアップをさせた髪の毛には色味補給をし、色を長持ちさせるためにカラー用のシャンプーを使うと良いでしょう。
「トーンダウンの効果 松島」
トーンダウンとは今の髪色より暗くするカラー方法です。
アルカリカラーをすると褪色と言って時間の経過とともに必ず色が落ちて染めたてよりも少し明るくなります。
効果としては褪色部分に色素を補う事によって、均一に光が反射し艶が出て見えます。
一時的にトリートメント効果もあり手触りもよくなります。ツヤが出る事で顔映りが綺麗に見えます。
またこの後の「ダブルカラーカラー」でも詳しく説明しておりますが、明るくなった毛髪に色をのせると初めてのカラーでは出せない絶妙な色味や透明感などが表現出来たりもします。
艶を出す為にたまに全体染めをしてあげるといいと思います。
「ダブルカラーの効果 小笠原」
ダブルカラーとは髪の明度を上げてから色を入れる施術です。例で説明するとブリーチとカラーの組み合わせ等で2回以上カラーを施術する事です。
何故2回(色によっては複数回)するのかというと、明度を上げた状態から色を入れる事で色素が自由に表現できます。
通常のカラーは髪の明度が低いと1度に表現出来る色に限界があります。
イメージで例えると白い画用紙では様々な色の絵具で絵を描く事が可能ですが、黒い画用紙に色々な絵具で描いても本来の色がわからないですね。
日本人やアジア系の髪は黒毛が多いので、黒毛に自分の表現したいカラーを乗せようとしても人によっては綺麗に発色させづらいです。
なので2回以上のカラーで髪を明るくしてから色を入れた方が、希望の色味が表現しやすくなります。
「ホイルカラーの効果 稗田」
ホイルカラーとはスジ状、又は部分的に「明るさ、色」を調節しコントラストの変化をつける施術です。部分で染める為アルミホイルに包んで塗る技術です。
写真ではブリーチをスジ状に入れているのですが、明るさや色、スジの太さ細さなども色んなデザインに調節可能です。ホイルの効果はヘアスタイルに立体感が出て根元が生えてきても地毛が目立ちにくいです。3Dカラーと言われるのもこの施術です。
暗い色ではローライト、明るい色ではハイライトとも言います。全体に入れたり部分的に入れたり、
内側に入れたり、表面のみに入れたりとデザインは無限大です。担当と相談してお好みのデザインを楽しんでみてください。