3月 白髪 ヘアカラー トリートメント 各スタッフより
「カラートリートメントはどんなものか?松島」
染料の入ったトリートメント剤です。染毛料であって染毛剤ではありません。あくまでトリートメントです。
キューティクルを開いて髪の中に色素を入れるヘアカラーと違い、地肌への負担や髪が傷む事もないのですが、その代わり発色は弱いです。
髪の表面にうっすら色がつく程度です。もちろん黒髪には発色しません。
頭皮や髪の負担がほとんどないので毎日でも使う事ができます。逆に1回では定着しにくいので最初のうちは毎日繰り返し使うことで徐々に色素を定着させていくことができます。使用をやめると元に戻ります。
「カラートリートメントのメリット 小笠原」
トリートメントカラーの大きなメリットは髪を傷めないことです。
カラーやパーマで傷んだ髪にも相性はいいです。
肌への刺激が少ない為、一般的な白髪染めのカラー剤に配合されているジアミンでアレルギー反応が出てしまった方でも安心して染めることができます。
その代わり色落ちは早く、持ちが悪いのですが美容室で染めるよりは安価です。
カラーをすると根元のプリンが気になるという方も、トリートメントカラーでしたらくっきり色落ちすることがないので、新しく生えてきた白髪も気になりにくいです。
「カラートリートメントのリスク 稗田」
美容師目線からのデメリットについても書いておきます。
カラートリートメントは通常のカラー剤と違い、キューティクルを開かせずに染まるので表面にしか色がつきません。カラー剤と比べて色がすぐ落ちる、しっかり染まらないというのはこのためです。
他には色の選択肢が限られていて希望色になりにくい、使用後に色素が残留するとサロンカラーの仕上がりの希望色に影響が出る場合もあります。
サロンカラー前に一度でもトリートメントカラーを使った事のある方は希望色が難しい場合もありますのでスタッフにお声がけくださいませ。
「美容室との付き合い方 宮崎」
美容室でカラーをなさってくださる方も次のサロンカラーまでの間、何もしないでいられる方は稀です
トリートメントカラーは次の「つなぎのカラー」としても髪と頭皮を傷めず安心です。
しかし肝心のちょっと出てきた白髪にはうっすら色が乗るぐらいです。
しっかり染めすぎると全体が黒くなってきます。
白髪ぼかし程度くらいの気持ちで次のサロンカラーを待った方が上手に付き合っていけると思います。