美容室のカラー剤について 各スタッフより
近年カラーは種類も多く、お客様のカラーに対する考え方も人それぞれです。当店ではサロンカラーならではの「髪質やダメージを見定めたカラーテクニック」を表にまとめてみました。ご希望のカラーの内容から当てはまるメニューを見つけてみてください。メニューの詳細と薬剤についてはスタッフまでご相談ください。
「アルカリカラー 小笠原」
●ファッションカラー
髪の明るさや色を変えてデザインを楽しめるカラーです。
髪の毛を明るくしつつ、色味を入れていきます。
白髪染めよりは髪を明るくする力が強いですが、白髪は染まりません。
●グレイカラー
白髪を染めるカラーです。
ファッションカラーより髪を明るくする力は弱いですが、色素が沢山入っているので、白髪もしっかり染まります。
ファッションカラーより刺激は強くなります。
●ブリーチ
髪を高い明度まで上げることが出来ます。
その分、髪への負担が多くなります。
●デザインカラー
ホイルを使ってハイライトやローライトを入れて立体感を与えます。
「ヘアマニキュア 松島」
マニキュアはメラニン色素を分解せず、髪の毛の表面にコーティングして染める酸性の染毛剤です。
コーティングするだけなので傷みはほぼなくハリコシ、艶が出ます。
頭皮にもつけないのでお肌が弱い方でも挑戦しやすいです。
黒髪にはほんのり色味を感じ、白髪は自然にぼかす感じで染まりますが明度のコントロールはできません。また根元が伸びてきても境目がくっきりしにくいです。
毎日のシャンプーで少しずつ色が落ちてくるのでもちは1ヵ月程度になります。
髪や頭皮に負担をかけたくない方、お肌の弱い方、自然に白髪をぼかしたい方、初めて染める方などにおすすめです。
「ハーブカラー 稗田」
パウダーハーブ
◆薬の特徴
小麦粉、コーンスターチ、植物エキスなどがベースになっている優しい染料なので明度のコントロールはできませんが今の髪色を維持しながら染められます。アルカリ剤、界面活性剤、過酸化水素水を使用せず優しく染め上げます。
◆ニーズ
ハリコシ、ツヤ、自然派志向の方、肌が弱い方、今の明度を維持したい方、退色した髪を戻したい方
ハーブカラー
◆薬の特徴
10明度以下のトーンアップ、トーンダウンが自在にでき、通常のカラー剤のアルカリ量の10分の1の低アルカリで髪や頭皮に優しく、しっかり染め上げます。
◆ニーズ
毛染めの頻度が高く、白髪をおしゃれに隠したいけど損傷や髪の細りが気になる方に最適です。
「番外編 宮崎」
トリートメントカラー
皆さんがお家でよくなさる、トリートメントカラーは染料の分子が大きいため、髪の内部まで浸透せず、髪の表面に染料を付着させ、髪を酸性状態にすることで、イオン結合を起こして、髪の色を変化させます。リンス感覚でトリートメントしながら色を付ける事ができるので、髪に負担がなく、白髪染めの手間も省けて便利です。しかし、顔周りなど気になるところが染まりづらく、毛先ばかり黒くなっていきやすいようです。